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私達は「GF ぐり~んふぁ~む」です。
2011年04月29日
山の息吹
“山の息吹”私はこのお茶が好きですね。名前も“山”のお茶らしいしね。
このお茶を栽培して10年以上経ちます。やっとこの数年まぁ納得いくお茶ができはじめました。

このお茶は葉っぱが厚いです。香りを楽しむよりも味わいを楽しむお茶だと思っています。
我が家では50秒程度蒸気で蒸します。

今日のお茶は60秒程度蒸してみたので、形が小さくなりました。
これは揉念と言う工程で茶葉の茎と葉の水分を均一します。

中揉と言う工程が終わり取り出した茶葉です。
中揉工程は茶葉を丸く“よる”工程ですが、今回は少し蒸しているので変化がわかり難いです。

整揉と言う工程です。中揉工程で丸くよられた茶葉を真っ直ぐに伸ばす工程です。
あとは乾燥機に入れれば、荒茶の出来上がりです。
荒茶とは農家が製茶問屋さんへ出荷するお茶の総称です。製茶問屋さんから出荷、販売されるお茶は「煎茶」とか「茎茶」などと言われるんですょ。

今夜のお茶です。思っていたよりも水色(すいしょく)が濃く(緑)でました。香気(こうき)は爽やかさ感じられます。まずまず(^_^) でも写真だと黄色く写ってしまっている、残念。
そして、味はけっこうまろやか。再火しなくてもいけそう。
楽しい製茶工場からでした
(*^o^*)/~
Posted by kisegawa at 21:34│Comments(0)
│製茶工程