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私達は「GF ぐり~んふぁ~む」です。
2013年02月21日
視察
自分が所属しているお茶の組織「本山茶研究会」で愛知県西尾市の展茶生産農家に視察に出掛けてきました。
展茶と言うのは抹茶の素になるお茶のことでひき臼で挽かれる前のお茶です。
展茶は蒸気で蒸して、風で水分を飛ばし、火炉で乾燥させるという工程で製造され、工程の最後に茎と葉とが分けられて製品となります。
この厳しい時期に、新たに製茶工場を建設され経営をされている農家の方に話を伺いました。
生産されているお茶畑の周りには住宅が建ち、管理作業によっては1週間も前から連絡を入れて作業をされているそうです。工場も夜遅くまでは稼働できないそうです。
経費を削減する為に、お茶摘みさんが摘むお茶畑を減らし、乗用茶刈り機を導入されています。この茶刈り機も展茶用茶園に改造されていました。
展茶栽培はカンレイシャという遮光ネットが掛けられるので、棚上に針金が張られています。その下で作業できるように工夫されていました。
近年お茶会等で利用される高級品の抹茶の需要は減少傾向です。こちらの農家では需要の見込まれる菓子等の加工用抹茶にシフトされていました。
経営の舵をきることはなかなか難しいです。しかし後継者の方と相談を重ね、方針を決められています。何時の時代、業種もも広い視野と経験が必要です。
そして、その業界で生き残るという気持ちが一番大事です。
生産されているお茶畑の周りには住宅が建ち、管理作業によっては1週間も前から連絡を入れて作業をされているそうです。工場も夜遅くまでは稼働できないそうです。
経費を削減する為に、お茶摘みさんが摘むお茶畑を減らし、乗用茶刈り機を導入されています。この茶刈り機も展茶用茶園に改造されていました。
展茶栽培はカンレイシャという遮光ネットが掛けられるので、棚上に針金が張られています。その下で作業できるように工夫されていました。
近年お茶会等で利用される高級品の抹茶の需要は減少傾向です。こちらの農家では需要の見込まれる菓子等の加工用抹茶にシフトされていました。
経営の舵をきることはなかなか難しいです。しかし後継者の方と相談を重ね、方針を決められています。何時の時代、業種もも広い視野と経験が必要です。
そして、その業界で生き残るという気持ちが一番大事です。
Posted by kisegawa at 17:30│Comments(0)
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