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私達は「GF ぐり~んふぁ~む」です。
2012年06月08日
視点の違い
今日長男の通う小学校で行われた「お茶を飲む」という授業を見学させてもらいました。
講師にアドバイザーの方をお願いし、八十八夜の新茶を急須を使い淹れる授業です。

講師にアドバイザーの方をお願いし、八十八夜の新茶を急須を使い淹れる授業です。
低学年は落ち着きもなく、講師に視線をなかなか向けてはくれません。しかし、講師もマイペースでマニュアルに沿うように進められていました。
茶碗に湯を入れ、急須を各グループに配布すると子供達は急須に興味津々。「家にもある」「何これ?」と反応も様々、扱い方も様々。
茶葉を急須に入れると顔を近づけ「良い香り」と・・・。そして各自が自分の茶碗の湯を注ぎました。ここで本来なら時間を計らないといけいのですが・・・誰もしていない。
担任の先生は、どの子にも体験して欲しいので急須をみんなで回し注がせました。
ここまで掛かった時間、私の時計で3分以上、かかったグループは4分以上です。
「苦い」「不味い」という感想が彼方此方から聞こえてきました。3分以上掛かったのですか“当然”です。よほど苦かったのか、舌を布巾で拭く子までいました。
茶葉を提供した私は切ない(>_<)
最初から最後まで見学者という立場で通しました。そして、分かりました。
それぞれの立場が違えば、視点も違うんですね。
アドバイザーは「美味しく淹れるにはマニュアル」、担任は「全て同じ様に体験させたい」、お茶農家の私は「お茶の味を楽しんで学び、知って欲しい」
一時間みっちりと見学させてもらい、子供達にはどの様に接し、どんな味を味わってもらい、そしてお茶の素晴らしさを知ってもらえるか、ヒントがたくさん見付かりました。
自分なりのマニュアルを作ってみようと思いました。そして、もう一度自分のマニュアルで子供達に味わってもらいたいと思います。
茶碗に湯を入れ、急須を各グループに配布すると子供達は急須に興味津々。「家にもある」「何これ?」と反応も様々、扱い方も様々。
茶葉を急須に入れると顔を近づけ「良い香り」と・・・。そして各自が自分の茶碗の湯を注ぎました。ここで本来なら時間を計らないといけいのですが・・・誰もしていない。
担任の先生は、どの子にも体験して欲しいので急須をみんなで回し注がせました。
ここまで掛かった時間、私の時計で3分以上、かかったグループは4分以上です。
「苦い」「不味い」という感想が彼方此方から聞こえてきました。3分以上掛かったのですか“当然”です。よほど苦かったのか、舌を布巾で拭く子までいました。
茶葉を提供した私は切ない(>_<)
最初から最後まで見学者という立場で通しました。そして、分かりました。
それぞれの立場が違えば、視点も違うんですね。
アドバイザーは「美味しく淹れるにはマニュアル」、担任は「全て同じ様に体験させたい」、お茶農家の私は「お茶の味を楽しんで学び、知って欲しい」
一時間みっちりと見学させてもらい、子供達にはどの様に接し、どんな味を味わってもらい、そしてお茶の素晴らしさを知ってもらえるか、ヒントがたくさん見付かりました。
自分なりのマニュアルを作ってみようと思いました。そして、もう一度自分のマニュアルで子供達に味わってもらいたいと思います。
Posted by kisegawa at 21:15│Comments(0)
│父さんの勉強