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2011年01月30日

こんな時だからこそ!

金曜日の午前中所属しています静岡本山茶研究会の勉強会に出掛けてきました。

今回の勉強会は昨年の秋に行われました「茶園共進会」の上位入賞茶園の現地視察です。良いお茶を生産するには、良い茶園から作らなければならないですからね。
こんな時だからこそ!


今回は新型インフルエンザの影響もあり、少し参加者の方が少なかったです。

しかし、しっかりと皆さん勉強をされていました。

こういった厳しい時だからこそ、頑張らなければ乗り切れない!

NHKで放送されて一躍全国区になった「掛川のお茶」を羨ましがっていても始まらないんですよね。掛川もしっかりと準備をして実証した結果が今回の放送となった訳ですから・・・

今回参加をして、園主の方のお話を伺いますと、どの方も“会社”の方針に沿って努力をされていました。

お茶農家が“会社”の方針?と思われますが、今回伺った農家は通販を主体としたお茶問屋さんの傘下にある製茶工場の“契約農家”の方でした。

お客様からの反応を直ぐ製品に反映させられる効率の良い経営をされているお茶屋さんです。製茶工場の製造工程、農家の栽培と常にお客様と農家が繋がっています。

だから、お茶屋さんは農家を大切に、農家が継続できるだけのお金を茶葉代金として支払ってくれています。

このような例はなかなかありません。どうしても製茶問屋さんは安く仕入れて、販売したがるものです。あまり農家の経営は考えてくれていないのが実情です。だから農家にはお客様の声が届かなく、必要とされているものが生産できません。

今回お話を伺って、しっかりと会社が理解してくれているから、会社の為に頑張ろうという意気込みが伝わってきました。これこそ“共生”と思いました。


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Posted by kisegawa at 21:07│Comments(0)父さんの勉強
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