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私達は「GF ぐり~んふぁ~む」です。
2011年01月28日
鶏がらスープは・・・
卵を頻繁に産まなくなった鶏はどうなるんでしょうか?
私はまったく知りませんでした。今回は驚きいっぱいの取材となりました。

養鶏場で廃鶏とされた鶏は、こちらの処理施設に持ち込まれます。
翌日に処理される鶏が1万羽いました。まだ卵を産んでいる鶏も多く見られました。コンテナから顔を出し、餌をねだっているように聞こえる泣き声、かなり大きくて耳を塞ぎたくなるほどでした。
容器ごとここから入れられていきます。
この機械に逆さに吊るされてから、鶏は首を切られ体内の血を抜かれます。この処理がしっかりできないと何も使い物にならないそうです。
処理室内には血溜りがあり、異様な雰囲気が漂いました。
私はまったく知りませんでした。今回は驚きいっぱいの取材となりました。
養鶏場で廃鶏とされた鶏は、こちらの処理施設に持ち込まれます。
翌日に処理される鶏が1万羽いました。まだ卵を産んでいる鶏も多く見られました。コンテナから顔を出し、餌をねだっているように聞こえる泣き声、かなり大きくて耳を塞ぎたくなるほどでした。
容器ごとここから入れられていきます。
この機械に逆さに吊るされてから、鶏は首を切られ体内の血を抜かれます。この処理がしっかりできないと何も使い物にならないそうです。
処理室内には血溜りがあり、異様な雰囲気が漂いました。
この装置内でお湯にくぐり脱羽の工程に流れていきます。温度が上がっているせいで、かなり臭いがきついです。
この2種類の装置の中を通ると鶏の羽が取れるそうです。
最後に鋸で足を切り、お肉となります。
ここからは全てが手作業です。
内臓を出して、肉は部位ごとに分けられていきます。
ここで働かれている方のほとんどが外国の方でした。東南アジア、中国、南米・・・色々な方が働いてくれていました。名目上は研修生ですが、実態はコスト削減の為だそうです。
一般にも募集を掛けているのですが、全く就職される方は無いそうです。
こちらでは白衣をまとい、非常に衛生面に気を使われているのが分かりました。取材しました私達も専用の洋服を借用しての見学となりました。
こちらで処理されたお肉はお肉屋さんには並びません。
ミンチにされて大手食品メーカーのミートボール、ウインナー、ハンバーグなどになったり、焼き鳥チェーンに卸されたりしています。特にラーメンのスープ用に使われる鶏がらは数が間に合わないほど。
卵を産み終えた鶏はお肉が硬く、そのままでは食べられませんが、形を変えて私達の食卓を豊かにしてくれています。
事務所には、処理をされる鶏の為にお線香をたてる場所が設けられています。
合掌
Posted by kisegawa at 11:45│Comments(2)
│父さんの勉強
この記事へのコメント
こんばんは
こうやって食材が生産されている現場を見るといいですよね
今の時代、簡単に食べ物が捨てられていますが
命の大切さを考えた方がいいですよね
こうやって食材が生産されている現場を見るといいですよね
今の時代、簡単に食べ物が捨てられていますが
命の大切さを考えた方がいいですよね
Posted by しげちゃん農園 at 2011年01月30日 21:24
☆しげちゃん農園 さんへ
コメントありがとうございました。
現場を知ることで食べ物の有り難みを改めて「大切」と感じました。
伝えることも「大切」ですよね。
コメントありがとうございました。
現場を知ることで食べ物の有り難みを改めて「大切」と感じました。
伝えることも「大切」ですよね。
Posted by 晃ちゃん祐ちゃん父さん at 2011年02月03日 10:59