農家の目線で、季節の話題、地域の話題、畑の話題を静岡市内全域から発信中。
私達は「GF ぐり~んふぁ~む」です。
2008年06月27日
刈りならし作業

爺ちゃん、婆ちゃんは朝からヤシキの刈りならし作業をしてくれました。午後からは、婆ちゃんに代わりに父さんがやりました。この写真は、ならし機で半分だけ刈った所を写しました。

二枚目の写真、下が刈る前のお茶の樹、上が刈り揃えたお茶の樹です。大体お箸の先ほどの太さに揃えています。
この作業のメリットは、農薬の散布回数を減らせる事とお茶の芽の数をコントロール出来る事です。
特に芽の数をコントロール出来る事は、今問題になっている肥料の過剰投与を解決する手段にもなります。食べる人が多ければ、食料は多く必要になります。しかし、食べる人が少なければ、食料も少なくてすみます。ある程度品質を維持しながら、環境問題に取り組むには、この様な考え方もあるんですよ。
ただ、人口が減ると言うことは利益には結び付かないので、今後は環境問題をクリア出来る生産基準が必要とされています。
タグ :刈りならし
Posted by kisegawa at 18:30│Comments(0)
│お茶の作業と茶畑